金利の上昇リスクとは

借り換えで新しく住宅ローンを組み直す際に最も気になる事の一つが金利です。現時点において日本の金利は世界的に見てもかなりの低水準となっていますが、裏返せば今後は金利が上昇する可能性が高いと言えます。実際に金利が上昇した場合には、完済までの返済額などどのように変化してしまうのでしょうか?

・3,000万円の35年ローンで金利が5年ごとに0.5%上昇した場合
当初2.5%の変動金利でスタートしたと仮定して、5年目までは毎月の返済額が107,249円です。5年ごとに返済額は増えていき、最後の完済までの5年間では毎月135,235円まで増えてしまいます。当初の金利2.5%で35年間推移した場合の総返済額は4500万円ほどですが、それと比べて、総返済額でも700万円ほど増加してしまいます。

このように、金利が上昇すると思った以上の返済額に膨れ上がってしまう危険があります。そうなれば、毎月の返済額も家計の大きな負担となってしまうでしょう。実際にここ20年間の日本の平均金利は4.4%です。長期的に見た場合、上記のように金利が上昇してしまう可能性は大いに考えられます。

金利の上昇リスクを回避するには?

では、金利の上昇リスクを回避するにはどうすればいいのでしょう。

考えうる最適な方法としては、フラット35に代表されるような全期間固定型など当初決められた金利で最初から最後まで変動しないタイプのローンを組むことです。変動金利性でローンを組むよりも基本の金利は高くなってしまいますが、長期的に安定した金利で利用できるため、金利の上昇リスクを回避する事が可能です。